自転車の練習(2019・1・31)



昔は子供用の自転車などなかったので近所の上級生の大きな自転車を借りて練習しました。足が地面に付かないので何度も転倒して擦り傷を作りながらの練習でした。私も何度も転倒し、乗れたと思った瞬間目の前の鉄棒にぶつかった記憶があります。

娘のときには補助輪付きの子供用自転車がありました。いよいよ補助輪を外し、私が自転車の後ろを支え、娘も緊張感いっぱいの表情で「よーいどん」で自転車をこぎだしました。あっという間にスピードがあがり娘の自転車は私の手を振りほどきました。一人で自転車をこぐ娘の後ろ姿が「離しちゃいけんよー、まだ離しちゃいけんよー」の声とともにどんどん遠ざかっていきました。

もう少し娘と自転車の練習がしたかった父でした。

トップページへ