弁護士と営業(2011・9・30)



弁護士は営業が苦手です。営業といっても訪問販売をするわけにはいかないので主に人脈作りをいいます。青年会議所やロータリー、ライオンズに所属する弁護士が多いようです。そして中小企業の経営者などと知り合い顧問弁護士となったり事件を紹介してもらったりするのです。

しかし、そのような団体に所属できるのは一部の弁護士だけですし、所属できてもゴルフとか飲み会に参加する機会が多くなり、時間を取られ気も使います。人付き合いが好きな弁護士でないと続きません。

ほとんどの弁護士は事件処理をすることによって口コミで依頼者を増やしていくしかありません。しかし、これも勤務弁護士ではままならないのでできれば早く独立して自分の名前で仕事をした方がいいのですが、昨今では独立したら直ちに食うに困る心配もありそれも難しいようです。

弁護士業界は五里霧中です。

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